ロタウイルスの予防接種の必要性や効果、金額、いつからなどのまとめ

ロタウイルスは、日本国内で毎年5歳未満の子どもの約110万人が感染していて、感染力が強い為、5歳までにほとんどの子どもが感染すると言われています。

ウイルス1
初めて感染した時に、最も重症化しやすく、その後は感染を繰り返すごとに免疫ができ、症状が軽くなっていきます。

ワクチンの接種で予防が可能ですが、予防接種は任意なので、受ける、受けないは保護者の判断となり、現在の接種率は約40%です。

ロタウイルス予防接種の効果や必要性、費用、いつからなどを詳しくまとめたので、迷っている方は、ぜひ参考になさって下さい。

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ロタウイルスの感染経路、潜伏期間、症状

ロタウイルスに感染している人の吐瀉物、排泄物にウイルスが含まれていて、きれいに掃除した後でも、ウイルスが残っていることが多く、そこに触れた子どもの手や口からウイルスが侵入して感染が起こります。

非常に感染力が強い為、幼稚園や保育園などで、一人でも感染者が出ると、あっという間に感染が広まります。

ロタウイルスは初めて感染した時に最も重症化し、その後は免疫ができるので、感染しても症状は軽くなり、大人は感染しても発症しないか、発症しても軽症で済む場合がほとんどです。

感染すると、2~4日の潜伏期間を経て、嘔吐、発熱の症状が現れ、その後、水のような下痢が続きます。嘔吐は1~2日で治まることが多いですが、下痢は5~8日続くことがあり、その後、回復します。

発熱1

ロタウイルスに効果のある抗ウイルス薬はない為、治療法としては、家庭で安静にして、脱水症にならないよう、水分、電解質を補給するのを心がけるようにします。下痢が続いても、自己判断で下痢止めは使わないで下さい。ウイルスを体内にとどめ、症状を長引かせることになります。

脱水症がひどくなると、口からの水分補給では間に合わず、点滴や入院が必要になります。

・元気がない、ぐったりしている
・尿の色が濃い
・尿が半日以上出ていない
・唇がカサカサに乾いている

これらの症状がある場合は、脱水症のサインなので、すぐに病院で受診して下さい。

病院1

ロタウイルスの合併症

ロタウイルスに感染すると、非常にまれに、脳炎・脳症を起こすことがあり、命に関わります。

・けいれんが止まらない
・けいれんが止まってもボーっとしている

という場合は、脳炎・脳症を疑って、すぐに救急車を読んで下さい。

ロタウイルスの予防接種はいつから?費用は?

ロタウイルスの予防接種は任意接種です。ロタリックスとロタテックの2種類があり、ロタリックスは2回接種、ロタテックは3回接種ですが、効果は同じです。

ロタリックス・・・生後14週6日(約3ヵ月半)までに1回目を接種、4週以上あけて、24週0日(約5ヵ月半)までに2回目を接種

ロタテック・・・生後14週6日(約3ヵ月半)までに1回目を接種、4週以上あけて、28週0日(約6ヵ月半)までに2回目を接種、4週以上あけて32週0日(約7ヵ月半)までに3回目を接種

ロタリックスは24週0日まで、ロタテックは32週0日までに接種を完了させる必要があり、期間を過ぎると接種できなくなります。生後6週から接種可能ですが、生後2ヵ月から接種できるヒブ・小児用肺炎球菌・B型肝炎ワクチンとの同時接種がオススメです。

2回接種でも3回接種でも、費用はどちらも約30000円です。地方自治体によって、一部公費助成があるので、事前に確認してみて下さい。

注射2

ロタウイルス予防接種の効果は?

ロタウイルスの予防接種をうけた場合、ロタウイルス胃腸炎を発症しても重症化させずに済ませる効果は85~95%で、入院に至らずに済む効果は95~100%です。

現在、日本ではまだ任意接種ですが、WHOでは、ロタウイルスワクチンを子どもが接種する最重要ワクチンの1つに位置付けているほどで、日本でも今後、定期接種になる可能性があります。

費用がかかるので、接種するのを迷う、という保護者の方も多いようですが、感染した時の重症化のリスクを考えると、受けておくことが推奨されています。

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