逆流性食道炎の胸やけに効くオススメ漢方薬や市販薬、食生活、生活習慣で注意すべき点

逆流性食道炎の主な症状は胸やけです。胃液の逆流によってさまざまな症状が起こりますが、患者の半数以上が胸やけを訴えています。

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主な治療法は、生活指導、食事指導、薬物療法です。ここではオススメの市販薬や、漢方薬、日常生活の注意点、食事の注意点などをまとめました。

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胸やけに効く市販薬

胸やけを何とかしたい時、市販薬ならH2ブロッカーがよく効くと言われています。しかし、自己判断だけで市販薬を使用すると、重要な病気の症状を隠してしまうことにもなりかねません。市販薬を使用する前に、病院でまずは受診をして、胸やけの原因が何なのか、を調べる必要があります。

胸やけに効く漢方薬

胸やけは水の異常から起こると考え、水を去る漢方薬が用いられます。逆流性食道炎に有効であると言われる漢方薬は、六君子湯です。

その他に、半夏瀉心湯、茯苓飲、人参湯、安中散、平胃酸などが胸やけに使用されます。

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逆流性食道炎、食生活で気をつけるべき点

食事の内容が胃液の逆流や胸やけなどの症状に影響してくる為、症状を悪化させるような食べ物を控える必要があります。

避けた方が良い食べ物

・酸味の強いもの(酢の物、かんきつ類、果汁、コーラ、スタミナドリンクなど)
・熱いもの(入れたれのお茶、スープ、鍋物など)
・香辛料(唐辛子、カレー粉、こしょう、豆板醤、ラー油など)
・脂っこいもの(焼肉、揚げもの、脂身の多い肉料理、とんこつラーメンなど)
・甘いもの(チョコレート、ケーキ、ようかんなど)
・カフェイン(コーヒー、紅茶など)
・消化の悪いもの(イカ、タコ、貝類、セロリ、タケノコ、ごぼうなど繊維の多い野菜)

避けた方が良いものを摂らないようにするのはもちろんですが、食べすぎ、飲みすぎも禁物です。

満腹になるまで食べると、健康な人でも食後にげっぷが出て、胸やけを起こしやすくなります。逆流性食道炎の人が満腹になるまで食べると、症状を悪化させてしまいます。その為、
食べすぎには要注意です。

さらにお酒の飲みすぎにも注意が必要で、アルコールは胃液の逆流を起こしやすい為、飲酒は胸やけの原因となります。中でもワインは、純粋なアルコールよりも胸やけを起こしやすいことがわかっています。アルコールは控えるようにしましょう。

赤ワイン1

日常生活で気をつけるべきこと

・前かがみの姿勢を長時間とらない
前かがみになる姿勢は、食道が胃よりも低い位置になる為、胃液の逆流が起こりやすく、逆流した胃液も、胃に戻りにくい為、胸やけなどの症状を悪化させます。前かがみになると、腹部が圧迫されることも逆流を促してしまいます。

前かがみの姿勢は長時間とらないようにし、草むしりや畑仕事を行う時など、どうしても前かがみの姿勢を取る時は、時々背筋を伸ばすようにして、食道と胃の位置を正すようにします。

デスクワークでも前かがみになりがちです。なるべく正しい姿勢で、椅子に座るよう心がけます。

・食後、すぐに横にならない
横になると、食道が胃よりも低い位置になる為、逆流が起こりやすくなります。ただ、下部食道括約筋の収縮力が正常に保たれていれば、食後すぐに横になっても、逆流は起こりません。下腹部食道括約筋は、座っている時よりも、横になった時の方がしっかり収縮する為です。

食後すぐに横になって逆流が起こりやすいのは、重症の方なので、軽症の方はそれほど気にする必要はありません。

・寝る時は上体を少し高くする
寝る時に注意が必要なのも、重症の方のみです。横になって寝ている間に、逆流が起こりやすく、胸やけなどの不快な症状で眠れなくなることがあります。

その為、眠る時は、胃が食道よりも低い位置にならないよう、上体を少し高くすると、逆流が起こりにくく、逆流した胃液も胃に戻りやすくなります。

上体を少し高くするには、ベッドの場合は、頭側のベッドの足の下にレンガを1つ置き、布団の場合は、上体の下に、本を階段状に敷くと、頭を15~20cm高くして寝ることができます。

・肥満の人はダイエットをする
太っているほど、お腹が出ているほど、胃液の逆流が起こりやすいことがわかっています。また、太っていた患者さんが痩せて、逆流性食道炎の症状がよくなった、という報告もあるので、肥満の方は痩せる努力も必要です。

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・禁煙
タバコは胃酸の分泌を増やし、下部食道括約筋のしまりを悪くします。その為、タバコを吸うと胃液の逆流が起こりやすくなり、胸やけの症状も悪化します。

・ベルトなどでお腹を締め付けない
ベルトや着物の帯、がードル、腰痛対策バンドなどで、お腹を締め付けると、腹圧が上昇して、逆流が起こりやすくなるので、お腹を締め付けるようなベルトなどは避けるようにすます。

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逆流性食道炎は、自覚症状が見られない、あっても症状が軽症の為、市販の胃腸薬などを飲んで、病院で受診せず、特に治療しない、というケースが多いそうです。治療せずに放置していると、がん化することがまれにある為、胸やけなどが続く場合は、一度病院で受診するのがオススメです。

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