痛風かどうか?健康診断の項目は尿酸の数値をチェックすべき、基準値は??

痛風の危険度を知るには、健康診断の血液検査の尿酸の数値をチェックします。

血液検査1

尿酸の数値の基準値や平均、痛風の症状などや予防法などを詳しくまとめました。

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痛風かどうか、健康診断でチェックすべき項目と基準値

痛風は病名でなく、高尿酸血症という病気の症状のひとつです。高尿酸血症は、尿酸が増え過ぎて起こる病気です。

高尿酸血症は、痛風発作が起こるまでは特に症状が現れません。その為、自覚症状がないまま高尿酸血症になっている場合が多く、突然の痛風発作に襲われることになります。

高尿酸血症かどうかは、血液検査の尿酸値から判断できます。尿酸値が7.0mg/dl以上(基準値)だと、高尿酸血症と診断されます。尿酸値の平均は、男性が4.0~6.5mg/dl、女性は3.0~5.0mg/dlなので、平均を超えるようなら、生活習慣、食生活を見直すようにして、尿酸値を下げる努力をする必要があります。

女性は痛風にならない?

尿酸値の男女の平均を見てもわかるように、女性はもともと尿酸値があまり上がりません。女性は体内の尿酸の量が、もともと男性の2/3程度しかない為です。

その為、女性は男性に比べると高尿酸血症になりにくいと言われていますが、女性ホルモンの分泌量が減少する更年期以降は、尿酸値の上昇に注意する必要があり、女性だからならない、という訳ではありません。

痛風発作の症状

痛風発作は、ほとんどの場合が、何の前兆もなく突然起こります。足の親指の付け根に、激しい痛みがおこり、患部に熱を持ち、赤く腫れ上がります。痛風発作が起こる場所は、70%が足の親指の付け根で、その他だと、足の甲の関節、足首、アキレス腱などにも起こることもあります。

まれに、「肌がぴりぴりする」「肌がむずむずする」など、何らかの違和感を感じるなどの、発作が起こる前兆がある場合もあります。

発作が起こるのは、深夜、朝方がほとんどで、前の日までは何ともなかったのに、突然の激痛に襲われて、飛び起きます。

痛風の痛みを抑える方法

深夜や朝方に発作が起きた場合は、すぐに病院で受診することができない為、以下の応急処置を行い、痛みを和らげます。

・痛みのある部位を冷やす
痛みが起きている部位は関節に炎症が起きている状態なので、まずは冷やすのが第一です。氷で熱を持った患部を冷やすと、痛みが和らぎます。

・心臓より患部を高い位置にする
患部を心臓より高い位置にします。足に痛みがある場合は、足の下に布団や座布団などを敷いて、その上に足を乗せて患部を高くします。血流が改善して、痛みを抑えることができます。

・安静にする
患部はなるべく動かさないで、じっとしているのが最善の策です。決して患部を揉んだりマッサージしないようにします。痛みが悪化します。

応急処置を行うことで、痛みを和らげることができます。病院が開く時間になったら、病院で受診しましょう。あまりの痛みに骨折などを疑って整形外科を受診する人も少なくないそうですが、内科を受診します。

病院2

痛風を予防するには?

高尿酸血症になるのは、尿酸の増えすぎが原因(尿酸値が高い)なので、痛風を防ぐには、尿酸値を下げる必要があります。食生活と生活習慣を見直して、尿酸値を下げるようにします。

・暴飲暴食をしない
自分の1日の適正摂取エネルギーを知り、その範囲内で食事を済ませるようにします。あまり量を食べていないつもりでも、間食に甘いものを食べていたり、お酒を飲んでいると、自覚はなくても適正摂取カロリーを超えていることがあります。自分が1日にどのぐらいのカロリーを摂っているか、計算してみましょう。

・お酒はほどほどに
アルコールも尿酸の産生につながり、大酒飲みの人は尿酸値が高いと言われています。量を減らしたり、週に2日ぐらい休肝日を作るなどして、適量で楽しむようにします。

・プリン体を摂り過ぎない
以前は、プリン体を含む食品を厳しく制限する食事療法が主流でしたが、ここ最近は、常識的な食事の内容と量なら、食品に含まれるプリン体は、そこまで神経質になる必要はないと言われています。1日400mgを超えないように、プリン体を多く含んでいるものは控えるようにします。

・水分をたっぷり摂る
尿酸の多くは尿として体外に排出されるので、尿の量が少ないと血液中の尿酸の濃度が高くなり、痛風発作が起こりやすくなります。その為、尿をたくさん排出する為に、たっぷりの水分補給が必要です。

1日に、食事と飲み物から3リットル以上の水分を摂るのが理想です。3リットルと言うと、多いように感じますが、食事と合わせてなので、飲み物だと1.5~2リットルでOKです。一度にたくさん飲むのではなく、200ml程度を小分けにして飲むようにします。

・規則正しい生活を送る
生活が不規則で、毎日の食事時間がバラバラだと肥満につながります。毎日の生活のリズムを一定にし、食事も決まった時間に食べるようにすることで、健康的な生活が送れるようになります。朝と昼はしっかり食べて、夜は軽め、さらに就寝する4時間前までに済ませるのが理想です。

・有酸素運動をする
無理のない範囲でできる、ウォーキング、水中ウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。運動をすることで肥満解消になり、さらにストレス解消にもなって、尿酸値が下がります。

運動でも、ランニングやウエイトトレーニングなど、息切れするような無酸素運動は、かえって尿酸値を上げてしまうのでNGです。

15分以上続けられる程度の運動レベルのものが効果的です。

老夫婦の運動1

突然の痛風発作に襲われないためにも、まずは自分の尿酸値をチェックし、もし基準値を超えていたら、食生活、生活習慣を見直して、尿酸値を下げる努力をしてみて下さい。

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