おりものに血が混ざる、生理以外の出血がある病気は子宮がん?症状などのまとめ

女性でおりものに血が混ざっている、おりものの色が褐色、生理以外で出血がある、という場合に考えられる病気のひとつに子宮がんがあります。

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子宮がんは、がんの中でも、初期にわかりやすい症状が出る為、早期発見が可能で、早期治療ができます。治癒率を高めるためにも、体が伝える異常を見逃さないようにすることが重要です。

子宮がんの症状や原因、治療法などについて詳しくまとめました。

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子宮がんとは?原因は?

子宮がんには、子宮内膜に発生する子宮内膜がんと、子宮の筋肉に発生する子宮内膜種の2種類がありますが、95%以上が子宮内膜がんと言われています。

子宮がんの原因は、女性ホルモンのバランスの乱れが影響しています。排卵の異常などにより、卵巣から分泌される女性ホルモンのバランスが崩れ、プロゲステロンの分泌が減少し、エストロゲンの割合が増加することで、子宮内膜が異常に増殖して、さらに子宮がんへ進行します。

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子宮がんの初期症状

・不正出血
・おりもの異常(色が茶褐色、量が多い、臭いがある)
・下腹部の痛み
・排尿痛
・性交痛、性交後の出血
・発熱、悪寒

子宮がんの特徴として、初期からわかりやすい症状が出ることです。初期症状を見逃さず、早期治療を開始すれば治癒率が上がる為、上記にあてはまる症状が見られたら、すぐにまずは婦人科を受診するようにしましょう。

最も多いと言われる初期症状が、不正出血で、患者の90%に見られる症状です。わずかな点状の出血(スポッティング)の場合もあれば、一時的な少量の出血、閉経後の出血など、量は人それぞれ。生理以外で不正出血が見られた場合は、ただちに受診するようにして下さい。

続けて出血がある訳ではなく、たまの出血程度だと、少し様子を見てみよう、と医療機関を受診しない人も多いですが、少しでも不正出血がある時は、受診の必要がある、と思っておくことが重要です。

生理不順の場合は、生理なのか、不正出血なのかの判断が難しい為、あまり気にしない、という方も多く、見逃されがちです。自己判断はせず、受診するようにしましょう。

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子宮がんになりやすいタイプとは?

・更年期以降の不正出血
更年期では月経があるように見えても排卵が起こっていない場合が少なくない為、排卵の後に分泌されるはずのプロゲステロンが十分に分泌されていないことが多いです。

・月経不順
生理が不順だと、排卵が上手く行われず、エストロゲンが過剰になり、子宮がんが発生する場所である子宮内膜が増殖しやすくなります。

・妊娠、出産の経験が少ない
妊娠すると、大量のプロゲステロンが黄体や胎盤から分泌されますが、妊娠、出産の経験が少ないと、胎内のプロゲステロンが多い期間が相対的に短くなり、子宮内膜が増殖しやすくなります。

・肥満
エストロゲンは卵巣だけでなく、体の脂肪組織でも作られます。脂肪組織で活性化し、血中に分泌されるので、肥満につながる高脂肪、高エネルギーの食生活を長く続けていると、エストロゲンが過剰になってしまいます。

以前は、子宮がんは女性ホルモンのバランスが崩れやすい閉経前後の50~60代に多く見られていましたが、最近は生理不順や妊娠、出産の経験が少ない、ホルモン薬使用などの理由で、40代を中す院とした閉経前の年代の発症も増えてきています。

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子宮がんの治療法

がんの治療法は、一般的には「手術療法」「放射線療法」「化学療法」の3つのいずれかが行われます。子宮がんの治療は「手術療法」が中心となっています。初期治療に手術が行われ、がんが進行するに従って、補助療法として放射線療法や化学療法が選択されます。

子宮がんになったら妊娠、出産は可能か?

子宮がんになったら「妊娠、出産は無理?」と不安になりますよね。子宮がんになると、手術で子宮を全摘出した方が、治癒率は高いですが、今後、妊娠出産を望む場合は、がんの種類、進行期(ステージ)によっては、子宮を残すことも可能で、妊娠、出産ができない訳ではありません。ただ、妊娠出産を優先した場合は、再発のリスクを抱えることになります。

逆に、子宮を全摘出するしか方法がない場合もある為、その場合は、妊娠、出産を諦めざるを得なくなります。

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子宮がんは、がんの中でもわかりやすい初期症状がある為、早期発見が可能です。早期発見、早期治療が治癒率を高めるカギとなるので、不正出血やおりものの異常などがあれば、そのまま放置せず、早めに婦人科を受診することが大切です。

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