生理以外で不正出血があった!これって何かの病気??

月経(生理)以外で性器から出血するのをすべて不正出血と言いますが、何かの病気によって、不正出血が起きている可能性が高いです。

悩み7

不正出血があった場合は、何かの病気にかかっていることを疑い、婦人科を受診するようにして下さい。

不正出血から考えられる病気を一覧でまとめました。

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機能性(子宮)出血

<症状>
生理時以外に、性器から出血する。

<どんな病気か>
子宮内膜からの不正出血で、出血原因が妊娠や子宮の疾患を除いたものをいいます。機能性出血は排卵性のものと無排卵性のものに分けられます。

排卵性のものは月経血量が多い場合や、中間期出血などで見られ、無排卵性のものは頻発月経や稀発月経などのかたちをとることが多いです。

機能性出血の原因は、年齢によって異なります。初経後の数年間は、無排卵であることが多いので、出血も不規則です。初経後5年以上を経過してから稀発月経が起こる時は、卵巣機能が低下し、無排卵となっていることが多くなります。排卵があっても黄体機能不全のためや排卵日に出血することもあります。

機能性出血は、日常生活に支障をきたすほどの出血がない限りは経過観察します。

子宮頸がん

<症状>
子宮頸がんは、初期ではまったく症状がありません。進行すると膣や膀胱、骨や腎臓などにも進み、不正出血や色のついたおりものが見られたり、腰やお腹が痛むようになります。

<どのような病気か>
子宮頸がんは子宮頸部の表面の粘膜組織に発生するがんです。性交渉から感染したウイルスが原因となる為、性体験のある女性なら、すべての人がかかる可能性があります。

子宮体がん

<症状>
不正出血の他に、色のついたおりもの、下腹部痛などがあります。

<どのような病気か>
子宮内膜から発症するがんです。

・閉経前後
・妊娠、出産経験が少ない
・無月経や月経不順がある
・太り気味、糖尿病、高血圧

これらの人は子宮がんになるリスクが高い、と言われています。

子宮頸管ポリープ

<症状>
ポリープは少しでも刺激が加わると不正出血が起こるので、運動や性交渉のあとに不正出血が起こります。他にもおりものが増える、などの症状があります。

<どのような病気か>
子宮頸管の粘膜が子宮口の外に出て垂れさがった状態(ポリープ)です。ポリープは赤くてやわらかく、大きさは数mmから数cmくらいまでと、様々です。

ポリープの根元をねじり取る簡単な外科手術で取ることができるので、外来で治療が可能で、痛みもありません。ただ、ポリープが大きかったり、子宮の奥まで続いているような場合は、入院して電気メスによる切除が必要になることもあります。

子宮頸管ポリープは、ほとんど良性でがん化することはありませんが、念の為、取ったポリープを組織検査で調べておくと安心です。
トイレに座る1
子宮頸管炎

<症状>
おりものの量が増えたり、不正出血があったり、性交痛がある場合もあります。

<どのような病気か>
子宮の入り口にあたる子宮頸管が、細菌に感染して炎症を起こした状態です。多くは膣炎が子宮頸管部まで広がって起こります。

原因となる細菌は、クラミジア、淋菌、大腸菌、連鎖球菌などがあります。性交渉による感染がほとんどで、中でもクラミジアによる子宮頸管炎が増えています。

排卵期出血

<症状>
月経の2週間前頃に少量の出血が起こります。

<どのような病気か>
排卵期に子宮内膜から少量の出血が起こる病気です。排卵期には、女性ホルモンの急激な減少がある為、その影響を受けて内膜がはがれます。その為、少量の出血が見られることがあります。一過性で出血も少ない為、特に治療を必要としないことがほとんどですが、出血が長期に渡ったり、量が多い時は、ホルモン療法などの治療が行われます。

月経前出血

<症状>
月経予定日の1週間~数日前から少量の出血があり、1~3日置いて月経がはじまります。間隔をおかずにそのまま月経に入ることもあります。

<どのような病気か>
黄体期に分泌される黄体ホルモンが不十分の為、ホルモンの減少の影響を受けて厚くなった子宮内膜がはがれ落ちて出血するものです。

出血が1~2日程度で軽いものであれば治療の必要はありませんが、黄体の働きが不十分でないと不妊の原因にもなるので、妊娠を希望している場合は、ホルモン治療を受けて、ホルモンバランスを整える必要があります。

病院2

生理以外の出血はすべて不正出血です。何らかの原因があって出血していて、子宮がんや子宮頸がんなどの大きな病気が隠れている可能性があります。その為、不正出血が見られたら、婦人科を受診するようにして下さい。

また、生理だと思っていても極端に量が少ない、期間が短い場合、生理ではなく不正出血とも考えられる為、そのような月経周期の乱れなどがあった場合も、放置せずに婦人科を受診するようにしましょう。

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