赤ちゃんの下痢が続く、下痢が治らないのは何かの病気のサインかも!?

赤ちゃんは消化器官や排便機能が未発達の為、便秘や下痢を起こしがちですが、下痢がずっと続いていたり、下痢以外にも症状が見られる場合、何かの病気が隠れている可能性もあります。

泣く赤ちゃん1

下痢以外の症状からわかる病気を、原因や治療法、対処法と合わせて詳しくまとめました。

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細菌性胃腸炎

<症状>
食後に激しい下痢、嘔吐、腹痛が起こり、血便が出ることもある

<どんな病気?>
サルモネラ菌やカンピロバクター菌、病原性大腸菌(O-157)、腸炎ビブリオなどの細菌に汚染された食べ物から感染して起こる胃腸炎で、いわゆる食中毒のことです。

その為、食後に激しい下痢や嘔吐が起こるのが特徴で、その他に腹痛が起きたり、血便が出ることもありますが、症状は人それぞれなので、嘔吐がなかったり、症状に差があります。

細菌をすべて体の外に出す必要がある為、下痢止めは使用せずに、整腸薬、抗菌薬などで治療が行われます。重症の場合は点滴をしたり、さらに入院が必要になることもあります。

下痢を起こすと脱水症状を起こしやすいので、特に水分補給をしっかりするようにします。

ロタウイルス胃腸炎

<症状>
米のとぎ汁のような白い下痢が出る、嘔吐など

<どんな病気?>
ロタウイルスが原因の胃腸炎で、6ヵ月から2歳の子どもに多く感染し、5歳までにほとんどの子どもが発症すると言われています。

米のとぎ汁のような白い下痢が出るのと、嘔吐するのが症状の特徴です。症状は激しく、何度も繰り返します。赤ちゃんは体力の消耗も激しく、合併症を防ぐためにも、早急に医療機関を受診する必要があります。

脱水症状を起こさないよう、水分をしっかり補給します。特効薬はない為、吐き気を止める薬などで症状をやわらげ、後は自然に治るのを待ちます。

ノロウイルス胃腸炎

<症状>
突然、吐き気、嘔吐が起こり、続いて下痢や腹痛が起こり、まれに発熱も伴う

<どんな病気?>
ノロウイルスが原因の胃腸炎で、突然、吐き気、嘔吐が起こるのが特徴です。かかりやすい年齢は6ヵ月頃からで、かかりやすい季節、時期は12月~3月頃です。下痢が続くと脱水症状を起こしやすいので、しっかり水分を補うようにします。重症化することもある為、早めに医療機関を受診します。症状は3日ぐらいで治まります。

ウイルス1

食物アレルギー

<症状>
下痢が長引く他に、様々な症状が現れる。

・かゆみ
・じんましん
・鼻水
・せき
・アトピー性皮膚炎

<どんな病気?>
食物アレルギーは、特定の食物によってアレルギー反応が出ることです。症状の重さには個人差があります。

食物アレルギーには「即時型」「遅延型」の2パターンがあり、即時型は食後2時間以内に症状が現れ(じんましん、鼻水、せきなど)、遅延型はアトピー性皮膚炎、長引く下痢などの症状が見られます。

乳幼児期に特に多いのは、小麦、牛乳、ミルク、鶏卵のアレルギーです。赤ちゃんに加工品を与える時は、これらが含まれていないか、しっかりパッケージの表示を確認する必要があります。

食後にのどや唇、舌の腫れやかゆがる様子が見られたら、必ず医療機関を受診して、アレルギーがないかの診断を受けて下さい。

食物アレルギーの受診の目安は、

・発疹やじんましんが出た
・呼吸するとゼーゼー、ヒューヒューと音がする
・繰り返し嘔吐する
・繰り返し下痢をする

などの症状が見られた場合は、診療時間外でも至急受診を!!

さらに、

・呼吸が苦しそう
・ぐったりして意識がない
・意識に障害がある

などの症状が見られた場合は、救急車を呼んで緊急受診して下さい。

アレルギーで最も危険な症状はアナフィラキシーショックと呼ばれるものです。呼吸困難や血圧低下、意識障害などのショック状態を引き起こすもので、命にかかわることなので、すぐに救急車を呼ぶようにして下さい。

救急車1

赤ちゃんは離乳食を与え始めると、食べたものが消化できずに、下痢になったり、そのまま出てきてしまうことがあります。緑色や黄色のうんちが出ることもありますが、この場合はほとんど心配ありません。また離乳食を変える必要もありません。

繰り返し下痢が続く時や、嘔吐や発熱など、他の症状が見られる場合は注意が必要です。体力の消耗が激しく重症化する恐れもあるので、早めに医療機関を受診して、適切な処置を行ってもらって下さい。

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