咳が長引く、発熱が続くのは肺炎かも?!症状や原因などについてまとめました

ただの風邪だと思っていたけど、いつまでたっても熱がひかない、咳が長引く場合、風邪ではなく肺炎はいえんの可能性があります。

体調不良2

肺炎は日本における死亡原因の第4位にあげられる病気です。風邪の症状と似ている為、見過ごされがちですが、重症すると入院が必要になったり、死に至ることもあり、早めの受診、治療が必要です。

肺炎の症状や原因、予防法、治療法などについて詳しくまとめました。

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肺炎の症状

・発熱
・痰がでる
・咳が出る

典型的な風邪の症状と似ていますが、風邪にしては症状が重い、黄色い膿のような痰が出る、夜眠れないほどの咳が長引くような時は、肺炎が疑われます。

さらに重症化すると、典型的な症状に加えて、

・胸の痛み
・息苦しさ

を感じるようになります。

高齢者の場合だと、肺炎の典型的な症状が現れずに、

・元気がない
・食欲がない
・呼吸が荒い
・意識がもうろうとしている

などの症状が現れることもあります。

発熱1

肺炎とは?肺炎の原因は?

ウイルスなどの病原体が空気の通り道(気道)のうち、鼻からのどまでの上気道に感染した状態が「風邪」で、気管や気管支に感染するのが「気管支炎」です。「肺炎」は、病原体が肺にまで感染して、肺に炎症が起こった状態のことです。

さらに肺炎とひとくちにいっても、通常の生活を送っている人に起こる市中肺炎と、入院中に起こり重症化しやすい院内肺炎、飲食物が誤って肺に入る為に起こる誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)などがあります。

肺炎の病原体

肺炎を起こすのは、主に次の病原体です。

●肺炎球菌
かぜが治まりきらない人やお年寄りなど、体力の弱っている時に感染しやすい細菌です。

●マイコプラズマ
細菌とウイルスの中間くらいの大きさの微生物で、子どもや若い人に多く感染します。マイコプラズマによるマイコプラズマ肺炎は増加の傾向にあります。

●MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)、緑膿菌
病気があって免疫の働きが著しく低下しているお年寄りなどが、入院中にこれらの細菌に感染して肺炎を起こすケースが増えています。

その他に、インフルエンザ菌、インフルエンザウイルス、クラミジア、レジオネラなどがあります。

ウイルス1

肺炎の診断方法

肺炎の診断は、まずは症状についての問診が行われ、胸の雑音を聞く聴診、胸部エックス線撮影などが行われます。エックス線撮影では、肺に炎症があると、白い影がうつります。

重症度の判定は、血液検査で白血球の数や酸素濃度などを調べて行います。さらに喀痰(かくたん)グラム染色検査、尿中抗原検査、培養検査などによって病原体を特定しますが、これらの検査で病原体が特定できないこともあります。

肺炎の治療法

肺炎の治療は、病原体に適した抗菌薬を使って、病原体を死滅させる薬物療法が中心となります。抗菌薬は軽症の場合は内服で用いられ、重症の場合や合併症がある場合は、入院して注射や点滴で用いられます。病原体に抗菌薬が適していれば、通常なら3~4日で熱が下がっていきます。

薬1

肺炎の予防法

●過労や不規則な生活を避ける
体の抵抗力が低下していると感染しやすくなる為、過労や不規則な生活は避けるようにし、日常的に健康を保つようにすることが予防につながります。

●風邪、インフルエンザに注意
風邪やインフルエンザにならないように注意するのはもちろん、もしなってしまったら、治った後でも2~3週間は体を温かくして睡眠、食事、さらに水分をしっかりとって、体力を回復させます。

●お年寄りは口腔ケア
お年寄りに多い誤嚥性肺炎を防ぐには、食事の前後、就寝前に歯磨きなどの口腔ケアをしっかり行い、口腔内の細菌を減らすことが有効です。

●予防接種を受ける
インフルエンザや肺炎球菌など、ワクチンで予防できるものはワクチンを接種することで、肺炎の重症化を防ぐことができます。

病院3

肺炎は特にお年寄り、慢性的な病気を持っている人に多く発症します。ただの風邪だと思っていたけど、発熱が続く、咳がなおらない、など、気になる症状が見られた場合は、早めに呼吸器内科、もしくは感染症科を受診するようにして下さい。

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