イライラやめまい、頭痛は更年期障害の症状?更年期にオススメの漢方薬

女性は閉経後に更年期障害の症状が現れますが、症状や重さは人によって様々です。

悩み5

日常生活、生活習慣を改善することで解消されれば良いですが、日常生活に支障を来たすほど症状が重い場合は、病院で治療を受けたり、漢方薬に頼るのもオススメです。

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更年期障害の症状

更年期障害の症状は人それぞれで、全身のいたるところに現れます。

●ほてり、のぼせ(ホットフラッシュ)
更年期障害の中で最も多く見られる症状で、時間や場所、季節を選ばず、突然顔がカーっと熱くなったり、首から胸、背中などが熱く感じられ、汗がダラダラと流れてきます。

自律神経の乱れが引き起こす血管運動系の障害の代表的なものです。自律神経には血管を収縮させたり、拡張させたりする働きがありますが、自律神経が乱れるとうまく調節ができなくなる為に、このような症状が現れます。

自律神経失調症状としては、手足の冷えや息切れなども多く見られます。のぼせやほてりは高血圧、心臓疾患、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)などの他の症状と間違われやすいので注意が必要です。

●イライラ、不安感、憂鬱感
更年期障害の症状の中で、のぼせやほてりに次いで多く現れる症状です。イライラ感、不安感、憂鬱感といった精神的、神経的な症状です。

たいした理由もないのにイライラしたり腹を立てたり、小さな事でクヨクヨと悩んで落ち込んだりなど、気持ちのコントロールがうまく出来なくなります。運動したり、趣味に没頭したり、友達と話したりすることで解消できますが、それでも症状がおさまらない場合は、婦人科、心療内科の医師に相談して下さい。

●不眠
更年期障害で不眠になるのは、ホットフラッシュなど他の更年期症状が原因となって眠れなくなることも多いです。就寝前にはぬるめのお風呂にゆっくり浸かるなどして、心身をリラックスさせることが大事です。

また眠れなかったらどうしよう、と焦ると余計に眠れなくなり悪循環に陥ってしまいます。あまりに不眠が続くようだと、昼間に眠くなってしまうなど、生活のリズムも崩れ、生活に支障が出てしまう為、早めに医師に相談するようにして下さい。

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●無気力、集中力が低下する
エストロゲンが低下すると、記憶力が低下したり、物ごとに集中できなくなったりします。家事や仕事に対する意欲もなくなり、ちょっとした作業にも時間がかかるようになります。まじめな人ほど、以前のように効率よくできなくなった自分を責めて落ち込みがちです。

●頭痛
若い頃から頭痛持ちの人や月経の頃になると頭痛が起きていた人に現れやすい症状です。頭全体が重かったり、片側だけ痛むなど症状の出かたは人によって様々です。更年期以外の症状でも、高血圧や脳の病気で頭痛が起こっていることもある為、注意が必要です。

●肩凝り、腰痛
更年期になると頑固な肩凝り、腰痛に悩まされる人も多いです。これまで肩凝りになったことがない人でも、更年期になって初めて肩凝りになった、という人もいます。原因は自律神経の乱れによって、血液循環が悪くなることで、骨や筋肉の老化も一因です。

更年期障害以外で、骨粗鬆症が原因になっていることもある為、骨量を測定しておくと安心です。

●めまい、耳鳴り
更年期になると血圧が安定しなくなる為、めまい、耳鳴りがすることもあります。耳鼻科で検査を受けて、メニエール病など、他の病気ではないかを検査する必要があります。

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更年期障害にオススメの漢方治療

漢方薬治療は更年期障害によく用いられます。症状や体質の特徴などを総合的にとらえ、ホルモンのアンバランスや自律神経の乱れを改善します。

病院で行われるホルモン補充療法(HRT)より作用が穏やかな分、効果が現れるまで多少時間はかかりますが、副作用が少なく、体全体の調子が整う、という長所があります。

更年期障害でオススメの漢方薬

・加味逍遙散(かみしょうようさん)
更年期症状に最もよく使われる漢方薬で、特にホットフラッシュや精神症状に効果が期待できます。

・女神散(にょしんさん)
のぼせ、めまいが強い時に有効です。

・当帰芍薬酸(とうきしゃくやくさん)
冷えやむくみに有効です。

・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
のぼせ、下腹部痛などに有効です。

・五積散(ごしゃくさん)
冷えや腰痛などに有効です。

・甘麦大棗湯(かんばくだいそうとう)
不安やイライラなどに有効です。

医者3

更年期障害を専門に扱う専門外来も増えています。年のせい、と我慢する必要はなく、症状が重くて辛い思いをしている場合は、無理をせず、早めに診察を受けて下さい。

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