赤ちゃん、子どもの咳が止まらない!風邪以外に考えられる病気は?

赤ちゃんは大人に比べて、ちょっとした刺激でも咳が出やすくなっています。症状が咳だけで元気があり、発熱や嘔吐、下痢などその他の症状がなければ、あまり心配はありません。

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赤ちゃんの咳が出る原因や病気で、風邪以外に疑われる病気を詳しくまとめました。

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咳が出た時の受診の目安

・咳が出ていなくても、ゼーゼー、ヒューヒューと呼吸が苦しそうな時
・1日中激しく咳が出続け、飲んだり食べたり出来ない時
・顔色が紫色になる時

などの症状がある時は、至急受診するようにして下さい。
咳だけが出て、他の症状がなく元気な場合でも、1週間以上咳が続く場合は、百日咳が疑われます。そのような場合も、受診するようにして下さい。

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咳が出た時の対処法

赤ちゃん、子どもには市販の咳止め薬を使うのはNGです。特に湿った咳が出ている時は、のどにたまっている分泌物、異物を外に押し出そうとしている生体の反応なので、それを無理やり咳止め薬を使って止めてしまうと、痰などの分泌物が出にくくなり、かえって咳を長引かせる原因にもなります。

基本的には、赤ちゃん、子どもには市販の咳止め薬は使わず、医師の指示を仰ぐようにして下さい。

赤ちゃん、子どもが咳をして苦しそうな時は、

・部屋の湿度を保つ
・空気を入れ替えて清潔な空間を保つ
・直接、エアコンなどの風が当たらないようにする
・縦に抱っこして背中をさする、背中をトントンする
・上体を少し起こす

などが効果的です。

風邪以外で考えられる咳が出る病気

●百日ぜき
百日ぜき菌の感染によって起こるもので、人を介して菌がうつる伝染力の強い病気です。母親からの免疫をもらわない為、生後5~6ヵ月未満の赤ちゃんでもかかります。

百日ぜきに感染すると、1~2週間の潜伏期間を経て、風邪症候群に似た症状のせきが出て、どんどんひどくなっていきます。風邪のような咳が1~2週間続き、その後、1度出始めた咳がコンコンと10~20回くらいたて続けに出るのが特徴です。せきが出た最後に、一気に息を吸い込む為、ヒューっと笛のような音が出るのも特徴です。

百日ぜきは、このようなせきの症状が3~4週間続いたあと、2~3週間かけて回復します。早期に発見して、抗生物質を使えば、比較的治りも早いので、百日ぜきが疑われる咳が出始めたら、早急に病院を受診するようにして下さい。また、百日ぜきは季節に関係なく発症し、むしろ夏に多く発症します。

●マイコプラズマ肺炎
細菌とウイルスの中間のような性格を持つマイコプラズマという微生物が原因です。5~10歳ぐらいの子どもに多く見られ、痰がからんだような湿った咳がひんぱんに出て、長く続くのが特徴です。

飛沫感染でうつり、感染しても潜伏期間が2~3週間と長い為、保育園、幼稚園で毎年のように流行します。まれに高熱が出ることもありますが、熱が出ることの方が少なく、咳込みだけの症状が続きます。特に咳が出やすいのは夜間や明け方です。咳が出て寝苦しそうなら、上体を少し高くして寝かせると効果的です。家族にうつることもあるので、手洗い、うがいをしてしっかり予防するようにします。

●RSウイルス感染症
RSウイルスは冬に流行する風邪症候群の代表的なウイルスで、特に呼吸器系に感染するのが特徴です。感染力が強く、免疫ができにくい為、何度もかかる病気ですが、初めてかかった時に重症化しやすく、細気管支炎、肺炎を起こすこともあります。

赤ちゃんで咳がひどい、ゼーゼーと苦しそうに呼吸をする、呼吸が浅く速いなどの症状が見られた場合は、至急、受診するようにして下さい。

ウイルス1

●気管支ぜんそく
アレルギー体質のこどもがアレルギーを起こす物質(アレルゲン)を吸い込むと、気管支の粘膜が腫れたり、気管支が収縮して気道が狭くなる為に、呼吸が苦しくなります。

気管支ぜんそくで出る咳は、息を吐き出すことができず、ゼーゼー、ヒューヒューという音が出ます。症状がひどくなると、呼吸が苦しく横になっても寝る事ができなくなるので、このような場合は、夜間でも病院で診察を受けて下さい。

●グループ症候群(急性咽頭炎)
気管の入り口である喉頭にウイルスや細菌がついて炎症を起こし、その部分が腫れて空気の通りが悪くなります。パラインフルエンザウイルスなどの風邪ウイルスが主な原因ですが、アレルギーによって起こることもあります。

発熱やせきなどの風邪症候群の症状から始まり、次第に声がかすれてきて、ケーンケーンという犬の遠吠えのような、乾いた咳がでるのが特徴です。さらに炎症がひどくなると、呼吸が速くなり、息を使う時にゼイゼイと苦しそうな感じになります。

日中は特に症状が出ず、夜間になると急にこのような症状になり、呼吸がしづらくなって顔色が紫色になる(チアノーゼ)と危険なので、早急に受診して下さい。

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赤ちゃん、子どもは咳をすることがよくあるので、嘔吐や発熱など、他に気になる症状がなけば、喚気は保湿をするなど環境を整えるなどのケアをして、様子を見るようにして下さい。

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