短時間でも味が染み込んだおいしいおでんの作り方、コツ、レシピを紹介

寒い日に食べたくなるのがおでんですよね。おでんは鍋におでんのたねを入れて煮込むだけなので、手間がかからず簡単そうに思えますが、中までじっくり味をしみ込ませる為に、長時間煮込まないといけないから、案外面倒、と思っている方も多いのではないでしょうか?

おでん

ここでは、短時間でもしっかり味が染み込んだおいしいおでんの作り方簡単な作り方を紹介します。

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おでんのだし汁のレシピ、作り方

まずはおでんの味の決め手となるだし汁のレシピと作り方を紹介します。紹介するレシピは5~4人前の分量です。

<材料>
・昆布 約30cm
・かつお節20~30g
・しょうゆ 大さじ3
・みりん 大さじ2
・酒 大さじ3
・塩 小さじ2/3

<作り方>
1.鍋に水を10カップ入れ、昆布を5~10分つけておく
2.昆布を取り出してから火にかけ、煮立ったらかつお節を入れて弱火で1分煮出して火を止める
3.火を止めてそのまま3分置いてからかつお節をこし、その他の調味料をすべて加えて完成

昆布とかつお節でしっかりだしを取るのがポイントです。入れる順番、時間もポイントなので、この通りで作ってみて下さい。雑味のないだし汁が完成します。

おでん1

大根に味を早くしみ込ませるコツ

おでんのたねの中でも、最も味が染み込まないのが大根ですよね。大根に味をしっかり染み込ませる為に、コトコトと長時間煮込む、という方も多いのではないでしょうか?

おでんに味をしっかりしみ込ませる為の裏ワザが、大根を冷凍にすることです。大根の皮を厚めにむき、3センチの輪切りにしてから冷凍にしておきます。おでんに使う時は、凍ったまま入れてOKです。

大根を冷凍すると、水分が凍って膨張することで細胞膜を壊します。その為、煮汁がしみ込みやすくなり、さらに熱の通りも早くなる、というメリットがあります。大根を生のまま煮ると、なかなか柔らかくならず、さらに味もしみ込みませんが、冷凍することで、時短にもなり、味もしみ込みやすくなるのです。これはおでんに使う大根だけに限らず、大根の煮物を作る時にも使えるテクニックです。

ただ、大根は長期間の冷凍には向かないので、出来れば作る日の前日ぐらいから冷凍にしておくのがベストです。

おでんの具にしっかり味をしみ込ませる方法

おでんの具、たねにしっかり味をしみ込ませる為には、長時間コトコトと煮込むことが必要、と思っていませんか?

実は、味がしみ込むのは、煮込んでいる時ではなく、冷めている時なんです。加熱中は、素材に含まれている空気や水分が膨張して、外へ押し出される為、加熱中にはだし汁を素材の中にうまく取り込むことができません。つまり、長時間煮込んでも味はしみ込みません。

火を止めて加熱をやめると、素材から空気や水分が出ていった後の隙間に、だし汁が吸いこまれる為、火を止めた後の方が味がしみ込みやすいんです。その為、味をしみ込ませる為に長時間煮込む必要はなく、冷ます時間を長めに取るのがポイントです。

さらに冷ます時は、急激に冷ますよりも、ゆっくりじわじわと冷ました方が味が染み込みやすくなります。一般的に家庭で使われる鍋だと、火を止めると一気に温度が下がってしまう為、ゆっくり冷ますことができません。

そこで、火から降ろした鍋を新聞紙3枚とバスタオル2枚で包みます。こうすることで、急激に冷めるのが防げ、ゆっくり冷めていく間に、おでんのたねにしっかり味がしみ込んでいきます。

長時間煮込む必要はないので、煮崩れや煮詰まりの心配もありません。ある程度まで作ったら、あとは冷まして置いておくだけで、しっかり味のしみ込んだおでんが手間なく作れます。

おでん4

おでんのたねを入れる順番

おでんの種にしっかり味をしみ込ませるには、長時間煮込むより、ゆっくり時間をかけて冷ますことがポイントです。

もうひとつ重要なポイントが、たねを入れる順番です。おでんのたねを入れる順番、気にしたことはありますか??

おでんのたねは、味をしみ込みやすい大根、こんにゃく、ゆで卵などと、もとの素材に味がついていて、だし汁の中に味を出すつみれやさつま揚げ、ちくわなどの2種類に大きく分けられます。

入れる順番は、だし汁を吸いやすくする為、まずは大根やこんにゃく、ゆで卵などの味を吸うたねからです。味を吸う種を入れて煮立った後に、味を出すたねをいれます。味を出すたねを最初から入れてしまうと、煮こみすぎて旨みが逃げてしまったり、だし汁の味を濁らせてしまいます。その為、味を出すたねは後から入れるようにします。

おでん3

短時間でできる美味しいおでんの作り方、手順

上で紹介したおでんを作るポイントを抑えながら、実際に作る手順を詳しく紹介します。
ここで使用するおでんのたねは4~5人前で、

・やきちくわ 2本
・はんぺん  大1枚
・さつま揚げ 4枚
・大根 2/3本
・こんにゃく 1枚
・ゆで卵 4個
・つみれ 1パック

です。

<作り方>
1.上で紹介した方法で、だし汁を作る
2.ちくわとはんぺんを食べやすいサイズに切り、さつま揚げは熱湯をかけて油抜きをする
3.冷凍にしておいた大根を鍋に入れ、たっぷりの水と米をひとつかみ入れ、弱火で20分茹で、茹でたら水洗いをして大根についたぬめりを取る
4.こんにゃくは半分の薄さに切り、片面に格子目を入れて味をしみ込みやすくして、食べやすい大きさに切り、下茹でして水洗いする
5.だしを取った時に使った昆布も具として使うので、適当な大きさに切る
6.だし汁に大根、ゆで卵、こんにゃくを入れて火にかける
7.6が煮立ったらつみれ、さつま揚げ、昆布、ちくわを加えて弱火で20分煮る
8.火から鍋をおろし、鍋ごと新聞紙3枚、バスタオル2枚で包んでゆっくり冷ます
9.食べる直前に温めなおし、そこではんぺんを加えて完成

煮込む時間より、冷ます時間をたっぷり取るのがポイントです。大根に味をしみ込ませる為に冷凍大根を使い、さらに米粒を加えて下茹ですることもポイントです。大根を煮る時に、よく米のとぎ汁が使われますが、米粒をそのまま入れても、米のとぎ汁と同じ効果が得られます。

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おでんを作る時のポイントは、ゆっくり時間をかけて冷ますことです。じっくり時間をかけて冷ますことで、おでんのたねにしっかり味がしみ込み、お店で食べるようなしっかり中まで味がしみ込んだおでんが作れます。火にかけている時間は短いので、手間もかからず簡単に作れます。ぜひ、この作り方、試してみて下さい。

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