更年期障害の治療に保険は適用される?費用や期間などのまとめ

更年期障害の症状は、人によって様々で、生活習慣、食生活の見直しをして改善される人もいれば、病院での治療が必要なほど、症状が重い人もいます。

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病院で更年期障害の治療を受ける場合、何科を受診するのか?や、治療期間、費用、治療法などについて詳しくまとめました。

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更年期障害は何科を受診する?

更年期障害かな?と疑われる症状が出始めたら、まずは生活習慣の見直しなどのセルフケアを行ってみて下さい。詳しくはコチラの記事を参照にして下さい。

生活習慣、食生活の見直しをしてみても、症状が改善されない場合や、日常生活に支障をきたすほど症状が重い場合は、病院での治療を検討し、婦人科を受診します。

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更年期障害の治療期間、費用

更年期障害の治療期間は、個人差があります。数ヵ月、ホルモン剤を服用して症状が改善される人もいれば、数年間にも渡って治療が必要な人もいます。

また、費用ですが、ホルモン補充療法の場合、保険適応で1ヵ月2~3000円が相場です。保険が適応されるのは、更年期障害や骨粗しょう症の治療目的とされる場合で、肌を若々しく保ちないなど、アンチエイジング・美容目的で行う場合は保険適用にはなりません。

病院の選び方

先でも述べたように、更年期障害の治療期間は人それぞれで、数年にも渡る場合は、医師との相性も重要になります。その為、前もって信頼できる婦人科を探しておくことが大切です。

更年期障害の症状が出てから病院を探すのは、それだけでも負担になります。その為、できれば更年期を迎える前から、病院を探しておくのが理想です。事前にネットで口コミや評判などを集めたり、定期的に婦人科検診を受けるなどして、自分と相性の良い医師を見つけておくべきです。

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病院で行う更年期障害の治療法とは?

病院で行われる更年期障害の治療法は、大きく分けると薬物療法精神療法があります。

ほてり、のぼせ、発汗、動悸息切れなどの血管運動神経症状には、ホルモン補充療法などの薬物療法が有効で、イライラや情緒不安定、意欲低下などの精神症状には、抗うつ薬、抗不安薬などの向精神薬の薬物療法や、カウンセリングなどの精神療法が有効です。

更年期障害の治療法は、様々な選択肢の中から、どうなりたいのかや、その治療法のリスクなどを考えながら、自分で決めなくてはなりません。その為、しっかり自分の意思を伝えられる医師を探す事が重要になります。

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ホルモン補充療法とは?

血管運動神経症状(ほてりやのぼせ、発汗、動悸息切れなど)は、エストロゲンの減少によって不調が起こっている為、ホルモン剤を使ってエストロゲンを補充するホルモン補充療法が有効です。

ホルモン補充療法を行うと、このような不調はすみやかに改善すると言われていますが、副作用もある為、副作用のリスクを考えながら、ホルモン補充療法を行うかを決めなければいけません。

ホルモン補充療法による副作用は、

・エストロゲン製剤を単独で5年以上投与すると、子宮体がんが発生しやすくなる
・5年以上ホルモン補充療法を行った場合、乳がんになる確率が増加する
・子宮筋腫、子宮内膜症があると悪化する可能性がある
・卵巣がん、肺がん、悪性黒色腫のリスクが上昇する
・肝機能障害、高血圧、糖尿病、胆石症が憎悪することがある
・飲み薬を服用していると、血栓、塞栓症が起こることがある
・性器出血、腹部膨満感、イライラ、体重増加などのマイナートラブルが起こることがある

などです。

これらの副作用を予防することも可能ですが、子宮体がんや乳がんに過去にかかったことがある人は、ホルモン補充療法を受けることはできません。

また、肝機能障害、血栓、塞栓症、血栓性静脈炎、脳卒中、心臓病などの心配がある人、過去にかかったことがある人、親族にこれらの病気の人が多い人などは、ホルモン補充療法は控えた方が良い、とも言われています。

子宮内膜症、子宮筋腫、糖尿病、高血圧、偏頭痛、過度な肥満の人も、慎重に行う必要があり、喫煙もNGです。

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更年期の不定愁訴にオススメの漢方薬

ホルモン補充療法は持病があって行えない、または副作用が心配で行いたくない、という場合に有効なのが、漢方薬です。

漢方薬は植物や動物、鉱物などの天然の生薬を数種類以上組み合わせた薬物療法です。

西洋薬がひとつの症状や病気に対して、ひとつの有効成分で疾患を取り除くように作用するのに対し、漢方薬は、複数の生薬の複数の有効成分がその人の心身のバランスを整えるように作用します。

更年期障害の不調は、医学的な検査では異常が見つかりにくく、西洋医学の視点だけではアプローチしにくいと言われています。それに対して、東洋医学である漢方療法は、個々の症状より、全体の状態を重視して、心身のバランスを整え、不調をやわらげるようアプローチする為、はっきりした原因がわからない不定愁訴のようなケースには適しています。

漢方薬を試したい場合は、漢方薬を取り扱っている婦人科、もしくは漢方薬局で相談してみて下さい。

漢方薬は副作用がない、と思っている方も多いかも知れませんが、漢方薬でも副作用が起こることもあるので、この事は頭に入れておいて下さい。

薬剤師

心の不調をやわらげるカウンセリング

カウンセリングは、本人が抱えている問題に対して、どう対応していけばいいのかを専門的な知識、技術を持った医師、カウンセラーと対話しながら、解決策を探していきます。

薬物療法で心身の症状をやわらげながら、カウンセリングも併用することで、心の不調の改善の効果が高まり、また再発予防にも役立つと言われています。

カウンセリングの期間は個人差があり、数回で終わる場合もあれば、数年かかる場合もあります。

悩み5

更年期障害、更年期症状は年をとったら仕方ない、と諦めないで、不調が続くようなら、婦人科を受診してみて下さい。

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