ドライアイの原因や症状、治し方などについてのまとめ

ドライアイとは、目の表面を潤す働きが低下して、目の表面が乾燥している状態のことを言い、年々、ドライアイで悩む人が増加しています。

眼球1

ドライアイの原因や症状、治療法や予防法などについて詳しくまとめました。

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ドライアイの症状とは?

ドライアイとは、その言葉の通り、目の表面を潤す働きが低下して、目の表面が乾燥している状態のことですが、主な症状としては、

・目が乾く
・目がゴロゴロする
・目が疲れる
・涙が出る
・目が痛い
・目がかすむ
・目を開けていられない

などがあります。

目が疲れている女性1

ドライアイの原因

上で紹介したドライアイの症状は、涙の量が減ったり、涙の層が安定しなくなることで起こっています。

目の表面には角膜と結膜があり、角膜や結膜の外側は粘膜から成っていて、傷つきやすい為、涙の薄い層が目の表面を覆って保護しています。涙は内側から液と油の層に分かれていて、まばたきによって、目の表面に行き渡るようになっています。

涙の主成分は水分で、分泌型ムチンというぬめりを作る物質が混ざっています。分泌型ムチンは、まばたきをする際のまぶたと目の表面の摩擦を和らげます。

液の層の内側は、水分を目の表面全体に馴染ませる働きをもつ膜型ムチンで覆われています。油の層は涙のいちばん外側にあり、水分が蒸発するのを防いでいます。

ドライアイの原因は、大きく以下の2つに分けられます。

●涙の量が減る
ドライアイの大きな原因の一つが涙の量が減ることですが、涙の量が減ることの原因は加齢です。涙の水分を分泌する涙腺の働きは、年齢と共に衰えてきます。涙腺はホルモンの変化にも影響される為、特に更年期の女性にはドライアイが多いと言われています。

加齢の他にも、シェーグレン症候群という涙腺と唾液腺を標的として攻撃する自己免疫疾患からドライアイが起こる場合もあります。

●涙の層が壊れる
涙の層が壊れる原因は、パソコン、エアコン、コンタクトレンズの3つのコンと呼ばれる使用によるもの、油の分泌不足、ムチンの異常の3つがあります。

・3つのコン
パソコン、エアコン、コンタクトレンズは3つのコンと呼ばれ、ドライアイの三大原因です。パソコンは画面を見ている時にまばたきする回数が減り、涙が蒸発しやすくなっています。

エアコンは空気を乾燥させ、風が目に当たると、涙が蒸発しやすくなります。

コンタクトレンズは、涙の水分が目の表面に均一に広がるのを妨げる上、まばたきをするとレンズとの摩擦で目が傷つきやすくなります。

コンタクト1
・油の分泌不足
油の分泌が不足すると、涙の水分が蒸発しやすくなります。油を分泌する腺は、上下のまつげの生え際付近にあります。油の分泌も年齢と共に減少しますが、若くても体質的に分泌腺がつまりやすい人もいます。

まつげの内側に化粧をすることで、分泌腺が塞がれているケースもあります。

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・ムチンの異常
ムチンが減ると、涙の量が安定しません。特にムチンの中でも、膜型ムチンと呼ばれるムチンが不足すると、涙が目の表面に定着しない為、目が乾きます。

ドライアイの原因は、涙の量が減る、涙の層が壊れる、この2つが大きな原因ですが、その他にも、短時間目を開けているだけで目が痛み、まばたきをせずに目を開けていられるのが5秒以下、というBUT(ブレイクアップタイム)短縮型、というタイプが原因のものもあります。

ドライアイの治療法

ドライアイの治療には、主に点眼薬目薬が使われます。

今までは人工涙液とヒアルロン酸がよく使われていましたが、2010年以降、ジクアホソルナトリウムとレバミピドという新しい点眼薬も普及してきています。

病院で処方されたものではなく、市販の点眼薬(目薬)でもかまいませんが、市販の点眼薬を使う場合は、人工涙液などのドライアイ用のものを選び、さしすぎは角膜に影響を及ぼしてしまうので、1日6回程度にしておきます。

市販の点眼薬でも効果が感じられない場合は、眼科を受診するようにして下さい。

目薬1

ドライアイの予防法

ドライアイを予防する方法をいくつか紹介します。

・3つのコン対策
先で紹介した3つのコンの対策をします。パソコンを使用する際は、意識して頻繁にまばたきするようにして涙の蒸発を防ぎ、画面はやや見下ろすようにするのがポイントです。また、こまめに休息を取って目を休めることも大切です。

最近はスマートフォンを長時間見ている、という方も多いと思いますが、スマートフォンを使用する際も、パソコン使用時と同様に注意が必要です。

エアコンはまずは風が目に当たらないようにし、加湿器を使って、室内の湿度を高くします。

コンタクトレンズは使用後のケアをしっかり行って清潔に保ち、長時間はつけすぎないようにします。どうしても仕事などで長時間使わなくてはいけない場合は、コンタクトレンズとメガネを併用するのがオススメです。

スマホを使う手

・ストレスをためない
涙は緊張すると出にくいと言われている為、ストレスはためない、発散させるようにするのも大切です。

・適度な運動を行う
運動をするとドライアイの症状が軽くなる、という報告があります。

・まぶたを温める
まぶたを温めると、涙の脂の成分が分泌されやすくなる為、ドライアイの予防効果があると言われています。

ただ、蒸しタオルを長時間あてすぎると、時間がたって蒸しタオルが冷えて、逆に目を冷やすことになるので、温かいうちに目から外すことが大切です。

パソコンとメガネ

目が乾くからと言って、点眼薬に頼りすぎるのではなく、意識してまばたくするようにする、コンタクトレンズの長時間の使用を控える、こまめに休憩をとるなどして、ドライアイの予防に努めて下さい。

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