かかとが痛いのは足底腱膜炎?症状や原因、治療法のまとめ

足の裏、かかとが痛い、歩いたり立ったりする時に足が痛い、これらの症状が現れた場合に疑われる病気に、足底腱膜炎があります。

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足底腱膜炎とはどんな病気なのか、症状や原因、治療法などについて詳しくまとめました。

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足底腱膜炎とは?どんな症状?

歩いたり立ったりした時に、足の裏、特にかかとに痛みを感じるのが足底腱膜炎です。

足底腱膜とは、かかとの骨から指の付け根まで伸びて、足のアーチ構造を支えている膜状の組織の事です。

足底側から見ると、足底腱膜は扇状に広がっていて、かかとの骨への付け根の内側寄りの部分が特に痛みの起こりやすい部分になっています。

症状は、歩いたり立ったりした時に、足の裏、特にかかとに痛みを感じ、50~60歳代の女性に起こりやすいと言われていますが、長時間歩くことが多い男性にも多いと言われています。

痛みを特に感じるのは、起床した直後や、長時間座っていた後など、足を使っていない状態が続いた後の第1歩目です。かかとにズキンという痛みが走ります。

寝ていたり、長時間座っていると、足底腱膜は引き延ばされずに、縮んで硬い状態になっています。その状態で歩き始めると、急に腱膜に負荷がかかる為、痛みが生じます。痛みは歩いているうちに、徐々に和らいでいきます。

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足底腱膜炎の原因とは?

足底腱膜炎が生じる仕組みは、まだよくわかっていませんが、以下の要因が組み合って起こると考えられています。

・加齢
加齢によって徐々に足底腱膜の柔軟性が失われ、硬く傷つきやすくなります。古くなったゴムを引き伸ばすと、ゴムにひび割れが起きやすくなるように、硬くなった足底腱膜も引き伸ばしによって、傷つきやすい状態になっています。

・繰り返しの負荷
歩き過ぎ、立ち過ぎ、スポーツなどでの足の使い過ぎなど、負荷が繰り返しかかると、足底腱膜に小さな傷がつきます。その傷が治らないうちに、次の負荷がかかると、新しい傷がつきます。これが繰り返されることによって、炎症、痛みが慢性化していきます。

・肥満
体重が重いと、足底腱膜に繰り返し負荷がかかることになれいます。それによって、足底腱膜が炎症を起こしやすいと考えられます。

・ふくらはぎの筋肉が硬い
ふくらはぎが硬いと、普通に歩くだけでも足底腱膜に大きな負荷がかかります。

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足底腱膜炎の治療法、対処法

足底腱膜炎と診断されたら、まずは炎症のきっかけとなった足への負荷を減らすことが最も重要です。

歩き過ぎ、立ち過ぎ、スポーツなど、足の使いすぎを控えるようにします。また、履くものも、クッション性のある靴を使う、靴の中に中敷きを敷くなどして、炎症を起こしている部分への直接の刺激を和らげることも有効です。

肥満の方は、減量することも大切です。

ウォーキングやジョギングなど、足底腱膜に負荷がかかるものは、痛みがある時はNGですが、水泳や自転車など、かかとへの負荷が少ない運動なら問題ありません。

足への負荷を減らすことの他に、医療機関での治療は薬物療法が行われ、他にも、ストレッチなども有効です。

●薬物療法
薬物療法は、痛みを和らげる為に非ステロイド性抗炎症薬の内服薬や外用薬が使われます。ただ、炎症を和らげるだけのものなので、根本の原因を解決することはできません。

●ストレッチ
足底腱膜炎で最も重要な治療がストレッチです。足底腱膜とふくらはぎのストレッチを行います。

・足底腱膜のストレッチ法
1.椅子に深く座って痛みのある足を反対側の太ももの上に乗せる
2.片方の手で足首を曲げながら、もう片方の手でつま先をゆっくり甲のほうに反らす
3.足底腱膜を伸ばした状態で10秒キープする
4.足首を持っていた手で、痛くない程度に押してもみほぐす

※2~4の動作を10回繰り返し、3セット行います。

・ふくらはぎのストレッチ法
1.3~5センチぐらいの高さの台を、椅子や壁など、体が支えられるもののそばに置く
2.壁や椅子で体を支えながら、足先を台の上に半分だけ乗せる
3.ゆっくりと膝を伸ばし、まっすぐ立って10秒間キープする

※かかとに体重が乗るだけで痛みがある場合は、膝をさらにゆっくり伸ばして、急激な負荷がかからないようにします。2と3の動作を10回繰り返し、3セット行います。足底腱膜、ふくらはぎ、どちらのストレッチも、起床後や歩きだす前、入浴後に行うのが効果的です。特に起床後や歩きだす前にストレッチを行うと、痛みが和らぎます。

ストレッチは足底腱膜炎の治療には効果的で、長期間継続して行えば、9割以上の患者が日常生活では気にならない程度まで痛みが改善、軽減すると言われています。

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足底腱膜炎はふくらはぎが硬いと発症しやすいと言われている為、今はまだ痛みがない方でも、今後発症する可能性があります。ふくらはぎの硬さをチェックしてみて、ふくらはぎが硬い場合は、予防の為にも、ふくらはぎのストレッチを習慣にするのがオススメです。

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