血液検査でATLとガンマGTPの数値が高いと肝臓病?

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ、異常があってもなかなか症状が現れません。その為、肝臓の異常を早期に発見する為には、健康診断を受け、血液検査の数値をチェックする必要があります。

血液検査2
肝臓の異常を発見する為に、血液検査で見るべき項目、数値などについて詳しくまとめました。

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肝臓の役割は?

肝臓は、体重の1/50ほどの重さがあり、臓器の中では大きな臓器になります。肝臓には主に3つの働きがあります。

一つ目が、アルコール、薬などを分解して無毒にすることです。二つ目が、食べ物から吸収した栄養素を糖分に変えて貯蔵し、必要に応じてエネルギーを作り出すことです。そして三つ目が、脂肪の消化吸収を助ける胆汁を分泌することです。

また、肝臓は体のエネルギー工場として、様々な機能にも関係しています。その為、肝臓が障害されると、体全体の機能が徐々に低下していきます。

肝臓は、上でも述べた通りに沈黙の臓器と呼ばれ、異常があっても自覚症状が現れず、自覚症状に気がつかないうちに、肝障害が悪化してしまいます。

肝臓に異常があっても、症状がないからといって放置しておくと、体全体の機能が極端に低下したり、最終的には刊がんになってしまう可能性もあります。

ですから、肝臓の異常を早期に発見する為にも、健康診断などを受け、血液検査の数値をしっかり確認する必要があります。

血液検査1

血液検査で肝臓の異常を発見、見るべき項目とは?

血液検査の中で、肝臓に関係する項目としてチェックすべき項目はALTγ-GTPガンマです。

●ALT
ALTは肝細胞が炎症などで障害された時、血液中に流出する酵素のことです。ALTの値で、肝臓の障害の度合いがわかります。ALTの数値が高いほど、障害の度合いが強い、ということになります。

基準値は45U/L以下です。

●γ-GTP
ガンマGTPは、肝臓がアルコールや薬などを分解して無毒化した時に、血液中に流出する酵素のことです。ガンマGTPは、お酒を飲み過ぎたりした時に値が上昇します。

お酒と薬で値が変動するほかにも、肝臓に脂肪がたまっている場合にも値が上がります。

基準値は60U/L以下です。

健康診断を受け、基準値が値を超えていると指摘されたり、再検査をするように言われますが、特に自覚症状がないから、と言って治療しない人の方が多いのが現状のようです。

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肝炎検査とは?

血液検査の結果から、肝臓の機能の状態を知ることができますが、肝臓病を早期に発見する為には、肝炎検査を受ける必要もあります。

肝炎の大きな原因の一つに、肝炎ウイルスへの感染があり、これらの肝炎ウイルスへの感染の有無をチェックする為の検査です。

肝炎を引き起こす肝炎ウイルスは様々な種類がありますが、日本で特に多いのがC型肝炎ウイルスとB型肝炎ウイルスです。

肝炎検査は、ウイルスを攻撃する抗体が血液中にあるかどうかを調べるもので、血液採取だけで簡単に調べることができます。

肝炎検査を受けるのは一生のうちに一度でOKで、自治体などによっては無料で検査が受けられるので、必ず受けるようにします。

病院2

ALT、ガンマGTPの数値を下げる方法

血液検査の結果で、ALTやガンマGTPの数値が基準値を超えてしまっても、特に自覚症状がないからといって治療を受けずに放置するのは危険です。症状がなくても、肝臓の障害は日々、進んでいます!!

病院で治療を受けるほかにも、生活習慣、食生活の見直しでも数値を下げることが可能です。以下の点を気をつけるようにします。

・アルコールを控える
脂肪肝には、アルコールが原因のアルコール性脂肪肝と、アルコールを摂取していなくてもなる非アルコール性脂肪性肝疾患があります。アルコール性性防肝の場合は、当然アルコールが原因となる為、アルコールは控えるべきです。

・バランスの良い食事を摂る
食事は野菜を中心にして、たんぱく質、炭水化物などの栄養素をバランスよく摂るようにします。

特にたんぱく質は肝臓にとって、とても重要な栄養素です。肉、魚、豆類などからバランスよく摂るようにしましょう。

他にも重要な栄養素が食物繊維とビタミン・ミネラルです。食物繊維が不足すると便秘になりがちです。便秘になると大腸菌が作るアンモニアが肝臓にたまって負担がかかる為、便秘予防に欠かせない食物繊維はたっぷりと摂ります。

ビタミンとカリウムなどのミネラルは、肝臓での愛想素の代謝を円滑にする役割をしてくれます。

健康的な食事1

・適度な運動をする
中性脂肪、肥満は肝臓に負担をかけます。適度な運度をするように心がけ、肥満を解消することが大切です。

筋肉は肝臓の働きを助ける重要な役割をしていて、第二の肝臓と呼ばれています。その為、簡単、手軽に続けられるウォーキングなどの有酸素運動の他に、筋トレを行って筋肉を作ることも重要です。

スクワットやダンベルなどをして、日頃から筋力アップするように心がけるようにします。ただ、強度の強すぎる筋トレを行うと、乳酸という物質がたまって、これを分解処理する為に、肝臓に負担がかかってしまうので、すでに肝臓の機能が大きく低下している場合は、医師の指示を仰ぐようにして下さい。

ダンベル

肝臓の病気を早期発見するには、健康診断を受けることが大切です。血液検査の結果で、ALTやガンマGTPの数値が基準値を超えていた場合は、すぐに生活習慣を見直しましょう。自覚症状がないからといって放置しておくと、知らない間に肝障害は悪化していきます。

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