骨粗鬆症の治療法とは?どのような薬が使われる?自覚症状などのまとめ

年齢を重ねていくにつれて、背中が曲がってきた、背が縮んだ、腰が痛いなどの症状が現れても、年のせい、とそのままにしていませんか?

加齢

これらの症状、もしかすると骨粗鬆症のサインかも知れません。骨粗鬆症には治療法があり、骨折などを予防することが可能です。

骨粗鬆症の症状や治療法、治療で使われる薬や予防法などについて詳しくまとめました。

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骨粗鬆症に自覚症状はない?

骨粗鬆症は骨がスカスカになる病気です。骨がスカスカになってもろくなる為、ちょっとしたことで骨折しやすくなります。

骨粗鬆症は自覚症状がない、骨折して初めて気づく、などと言われていますが、以下のような症状が現れてきたら注意が必要です。

・背中が曲がってきた
・昔と比べて身長が2cm以上縮んだ
・洗濯物を高いところに干せなくなった
・高い棚に手が届かなくなった
・背中、腰が痛い
・歩きにくいと感じる
・転びやすくなった
・以前に骨折したことがある

以上の項目の中で、当てはまるものがあれば、骨粗鬆症が疑われます。転倒して骨折する前に医療機関を受診し、骨粗鬆症と診断されたら、適切な治療を始めることが推奨されます。

骨

骨粗鬆症の治療法とは?

骨粗鬆症と診断されても、治療法はない、と思っている方が多いようですが、骨粗鬆症にも治療法があります。

食事療法、運動療法といった生活習慣の改善と共に、薬物による治療を組み合わせて行われます。

食事療法では、当然カルシウムを多く含んだ食品を摂る必要がありますが、丈夫な骨を作る為には、カルシウム以外にも、摂るべき栄養素があり、バランスよく食事を摂ることが大切です。

骨粗鬆症の予防、治療に有効な食事については、コチラの記事に詳しくまとめてあるので是非参考になさって下さい。

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骨粗鬆症の治療、運動療法

運動の適度な刺激によって、骨量を増やす効果が期待できます。また、バランス運動やストレッチなどを行うことで、骨折の最大の原因となる転倒の危険性が減らせます。

簡単にできる運動療法としては、ウォーキングや、開眼片脚立ち運動があります。

・開眼片脚立ち運動のやり方

1.椅子や壁など、支えがあるものの近くに立つ
2.姿勢を真っすぐにして立つ
3.目を開けたまま方足を上げ、その場で1分間立つ
4.反対の足も1分間行う

左右1分間ずつ、1日3回を目安に行うようにします。

開眼片脚立ち運動には、バランス感覚を高める効果がある為、転倒が予防できます。支えがないと片足立ちができない場合は、はじめから壁や椅子などに手をついて行ってもOKです。

すでに腰や背中に痛みがある場合は無理は禁物です。医師に相談して、医師の指示に従うようにしましょう。

ウォーキング1

骨粗鬆症の治療、薬物療法

骨粗鬆症と診断されると、骨が壊れるのを防ぐ薬や、骨を造る薬などで薬物療法も行われます。

骨粗鬆症の治療で使われる主な薬は以下の通りです。

<骨が壊れるのを防ぐ薬>
ビスホスホネート薬・・・骨を壊す細胞の働きを抑え、骨を壊れにくくする
選択的エストロゲン受容体モジュレーター・・・骨に対して女性ホルモンと同様に作用し、骨のカルシウムが体内に溶けだすのを抑える
カルシトニン薬・・痛みを和らげる作用と、骨のカルシウムが体内に溶けだすのを抑える
デノスマブ・・・骨の成分を溶かす体内の働きを抑え、骨を壊れにくくする

<骨を造る薬>
副甲状腺ホルモン薬・・・骨の新陳代謝を促際、新たな骨を造る

<その他の薬>
カルシウム薬・・・骨量の減少を予防し、カルシウムの摂取量の少ない場合に使用する
活性型ビタミンD3薬・・・腸からのカルシウム吸収を助け、骨を強くする
ビタミンK2薬・・・骨が造られるのを助ける

薬1
女性は60歳を超えたら注意が必要!

骨粗鬆症は、特に高齢の女性に多い病気です。骨の新陳代謝には女性ホルモンが大きく関わっている為、閉経を迎えると女性の骨量は大きく減りはじめ、年を重ねていくごとに減少が進みます。その為、女性は誰もが骨粗鬆症になるリスクを持っていることになります。

一度も骨折したことがないから大丈夫、カルシウムはたっぷり摂っている、と思っていても、安心はできません。

骨折2

骨粗鬆症になると、骨折を繰り返し、足の付け根を骨折すると、寝た切りになることもあります。骨折がきっかけで寝たきりになることを防ぐ為にも、まずは医療機関で検査を受けることが推奨されます。

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