ノンレム睡眠とレム睡眠は何時間周期でくる?目覚めが良いのはレム睡眠?

睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠の2種類があります。

睡眠

ノンレム睡眠とレム睡眠とは何なのか?目覚めをスッキリさせるには何時間睡眠が良いのか?など、睡眠について詳しくまとめました。

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ノンレム睡眠、レム睡眠とは?

睡眠にはノンレム睡眠レム睡眠という2つの種類があります。

●ノンレム睡眠
ノンレム睡眠とは、積極的に脳を休ませる睡眠のことです。脳を効率よく休息させて、疲労から回復させる為の睡眠です。

覚醒時と比べると、体は筋肉の緊張が緩んで休みますが、筋肉が完全に弛緩することはありません。ノンレム睡眠は脳の休息の度合いによって4つの段階(ステージ)に分けられ、段階を経るごとに眠りが深くなります。

ステージ3、4になると脳波がゆるやかになり、この時が熟睡の状態になります。

●レム睡眠
レム睡眠とは、筋肉を休める為の浅い睡眠のことです。脳から全身の筋肉の緊張を緩める司令が出され、目の動きと呼吸に関する筋肉以外が完全に弛緩します。

レム睡眠の時は、体は休んでいる状態ですが、脳は働いている状態になっていて、夢を見るのはレム睡眠の時です。

ノンレム睡眠とレム睡眠の違いは、犬、猫などの動物の眠る姿勢を見るとよくわかります。ノンレム睡眠の時は、ある程度姿勢を保ってうずくまるように眠っていますが、レム睡眠の時は、全身が弛緩してダラリとしていて、目だけはピクピクと動いています。

睡眠2

ノンレム睡眠とレム睡眠の周期

眠りにつくと、まずはノンレム睡眠から始まります。ノンレム睡眠の中でも4つのステージがありますが、最初は浅い眠りから始まり、徐々に深い眠りへと進みます。またその後に浅い眠りに移行し、その後はレム睡眠が現れます。

ノンレム睡眠とレム睡眠は約90分周期で交互に繰り返されます。平均で1晩に4~5回繰り返されます。起床時刻が近づくと、レム睡眠が多くなります。

睡眠の75~80%はノンレム睡眠が占めていると言われていますが、睡眠が不足していたり、起きていた時間が長かったりすると、睡眠の最初に現れるノンレム睡眠が増えます。ただ、睡眠時間を増やしても、熟睡状態のノンレム睡眠のステージ3、4が増える訳ではなく、浅い睡眠だけが増えることになります。

また、年をとるにつれてノンレム睡眠のステージ3、4は減り、浅い睡眠が増えていきます。その為、年をとると睡眠の質が低下して、深夜や早朝に目が覚めることが増えていきます。

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90分の倍数、90分単位は目覚めが良い?

眠る時間から90分の倍数で起きるようにすると、すっきり目覚める、目覚めがよくなる、とよく耳にしますが、これは先でも説明した、ノンレム睡眠とレム睡眠の周期が関係しています。

起きる前に睡眠が浅くなると目覚めがよくなります。ノンレム睡眠とレム睡眠の90分周期を考え、90分の倍数、90分単位の睡眠時間が良い、と言われるのはこの為です。

ですが90分周期というのは、あくまでも平均値に過ぎず、人によって差があります。その為、一概に90分の倍数、90分単位が良い、とは言えません

90分の倍数、90分単位で睡眠時間をとっているにも関わらず、目覚めがスッキリしない場合は、90分周期でない可能性が高いです。何時間睡眠だと、目覚めがよくなるか?自分の周期を
探してみて下さい。

目覚まし時計1

睡眠時間は何時間が理想?

睡眠不足になると、様々な影響を体、脳に及ぼしますが、一体、睡眠時間は何時間が理想なのか?何時間必要なのでしょうか?

睡眠時間は8時間必要!と思っている方が多いようですが、8時間必要と言われる医学的根拠はありません。

体が欲求する睡眠時間は年齢によって変化することがわかっていて、8時間では長すぎて、無理に寝ようとして、むしろ睡眠の質を下げてしまうこともあります。

一般的には、成人なら6~7時間の睡眠時間で十分、と考えられています。

日中を活発に過ごす若い年代は、当然、脳や体を休める為に睡眠時間は長く必要ですが、日中の活動量が減り、さらに基礎代謝も低下した老人になると、そこまで睡眠時間は必要としません。その為、年齢を重ねるにつれて睡眠時間が短くなるのは普通のことです。

必要な睡眠時間は脳が調節している為、無理に8時間眠る必要はありません。睡眠時間は8時間必要と思いこみ、無理に眠ろうとして、かえって睡眠が障害され、不眠症になる、睡眠に問題を抱えているケースが少なくないそうです。

睡眠1

眠れないのはこんな病気が隠れているかも?

日本人の成人の5人の1人が、睡眠に何らかの問題を抱えていると言われています。不眠が関係している病気には、代表的に以下の病気が考えられます。

・不眠症
・過眠症
・概日リズム睡眠障害
・睡眠時無呼吸症候群
・むずむず脚症候群
・周期性四肢運動障害
・レム睡眠行動障害
・うつ病

医者5

睡眠の悩みを持っていても、特に医療機関を受診せずに放置する人がほとんどです。睡眠不足は生活習慣病を引き起こしたり、鬱病につながることもあります。また、日中の集中力、注意力が低下し、仕事でミスをしたり、事故を起こすこともあります。

1ヵ月以上、睡眠について何らかの悩み、問題が続くようであれば、かかりつけ医を相談することが推奨されます。

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