残尿感があるのは膀胱炎?頻尿だけじゃない膀胱炎の症状とは?

膀胱炎の症状は頻尿だけではありません。排尿後にすっきりしない残尿感があったり、尿の臭いがきつくなるなど、これらの症状も膀胱炎の症状のひとつです。

トイレ

膀胱炎はどのような症状があるのかや、原因や治療法などについて詳しくまとめました。

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膀胱炎の症状

膀胱炎の症状は、トイレが近くなる頻尿以外にも、様々な症状があります。以下の症状が、膀胱炎の症状で代表的なものです。

頻尿
トイレが近くなり、トイレに頻繁に行くようになります。膀胱が過敏になり、尿が少ししか溜まっていないのにも関わらず、尿意の信号を出す為、頻尿になります。

残尿感
排尿後にスッキリせず、尿が出し切れていない、まだ残っている感じがします。

排尿時の痛み
膀胱炎は膀胱の炎症の為、主に尿が出終わった後に、ジーンとした痛みがあります。他にも、尿の出始め、出終わりに、差し込むような痛み、鈍痛が起こる場合もあります。

尿意切迫感
突然、尿意を催して我慢できなくなります。

尿の濁り
膿尿(のうにょう)と呼ばれる白っぽく濁った尿が出ることがあります。

血尿
炎症がひどくなると、血液の混じった尿が出ることがあります。膀胱炎の場合は、排尿の終わり頃の尿に血液が混じったり、トイレットペーパーに血液がつく程度です。

尿のにおいがきつくなる
細菌が増え、尿の臭いがきつくなることもあります。

これらが膀胱炎の症状ですが、頻尿、排尿時の痛み、尿の濁りが膀胱炎の三大症状と言われ、初期から現れやすいものです。

トイレに座る1

膀胱炎の原因

トイレに行くのを我慢しすぎると膀胱炎になる、と思っている方も多いようですが、膀胱炎とは尿をためておく膀胱の粘膜に炎症が起こる病気で、細菌感染が原因で起こります。

感染を起こすのは、ほとんどが体表にいる細菌で、何らかの理由で尿道から膀胱内に入り込んでしまいます。

原因となる細菌は、80%以上が腸内に住んでいる大腸菌で、大腸菌の他にはクラミジアなどがあります。

膀胱炎は男性に比べると女性に圧倒的に多い病気で、その理由は男女の体の構造の違いです。女性は尿道の出口と肛門が近い為、肛門周辺にいる細菌が尿道から侵入しやすく、また尿道が短いので、侵入した細菌が膀胱に達しやすい為です。

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膀胱炎の検査方法

膀胱炎の検査では、以下の尿検査が行われます。

・尿沈査(にょうちんさ)
採った尿を顕微鏡で観察して、炎症を示す白血球や出血を示す赤血球などがどれくらい出ているかを調べ、主に炎症の程度を見ます。

・尿培養
尿を培養し、原因となる細菌がいるかどうかや、細菌の種類を調べます。感染を起こした細菌の種類が特定できると、どの抗菌薬がきくかがわかります。

ただこの検査結果がわかるまで日数がかかるので、検査結果は次の受診の際に聞くことになります。

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膀胱炎の治療法

細菌感染によって起こる急性膀胱炎は治りやすく、軽症の場合なら、特に治療をしなくても自然に治ることもあります。ただ、治りやすくても再発しやすいので、正しい対策を知っておくことも重要です。

膀胱炎は以下の3つが主な治療法になります。

・薬物療法
大腸菌を始め、比較的多くの細菌に効果のある抗菌薬を用いて、3~7日間服用します。

・水分をたっぷり摂る
水分をたくさん摂ることで尿を薄め、どんどん尿を出して、膀胱内の細菌を洗い流す方法です。軽い膀胱炎だと、たっぷり水分を摂るだけでよくなることもあります。

・安静、休養
過労があると、膀胱粘膜の免疫の働きも低下します。その為、免疫を高める為にも無理をしないことが大切になります。

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膀胱炎の予防法、対策法

膀胱炎を予防する為、また再発を予防する為に、以下の事に注意をして下さい。

・排便後は前から後ろにふく
・性交前にはシャワーを浴びて清潔にし、性交後は早めに排尿する
・便秘にならないよう注意する
・生理用品をこまめに取り換える
・下腹部を冷やさないようにする
・過労にならないように注意する

以上の事に注意し、さらに病院で処方された薬をすべて飲み切ることも大切です。薬を飲んで症状が治まっても、まだ膀胱内の細菌や白血球がなくなるまでは完全に治癒したとは言い切れず、細菌が残っていると、再燃することもあります。

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膀胱炎は女性に多い病気です。膀胱炎かも?と思っても病院へ行くのが恥ずかしいから、と言って受診するのを先延ばしにせず、膀胱炎が疑われる症状が現れたら、早めに医療機関を受診して、正しい治療を行って下さい。

また、日々の生活の中でも、予防、再発対策をすることは可能なので、普段の生活を見直してみて下さい。

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