熱中症になりやすい人とは?熱中症予防、対策を詳しく紹介

熱中症は梅雨時期から一気に患者が増えると言われています。比較的過ごしやすい日が続いた後に、突然気温や湿度が高くなると、まだ体が暑さに慣れていない為、変化に適応できず、熱中症になりやすくなります。

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また、熱中症になりやすい人、というのも存在します。ここでは、どのような人が熱中症になりやすいのかや、熱中症予防、対策の為におさえておくべきポイントなどを詳しく紹介します。

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熱中症になりやすい人とは?

熱中症になりやすい人は、汗をかかない人です。

人の体は気温や湿度が高くなり、体に熱がたまった時、体温の上昇を感知して、余分な熱を体外に放散して熱を下げる仕組みを作動させています。

これは汗をかくことによって自動的に行われます。汗をは皮膚の表面で空気に触れて蒸発しますが、その時に体の熱を奪って、体温を下げるように働いているのです。

ですが、汗をあまりかかない体質の人は、体温調節がうまくできません。その為、汗をかかない体質の人は、熱中症になりやすいのです。

汗をかかない体質以外にも、発汗や体温の調節機能を抑える働きのある薬を服用している人、持病のある人、肥満気味の人、暑さに慣れていない人も熱中症になりやすいと言えます。

また、屋外で働く人、運動する人も熱中症になるリスクは高くなります。

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熱中症になりやすい年代

上で説明した以外に、熱中症になりやすい年代、というのがあります。

●乳児
新生児や乳児、幼児期の子どもは、大人よりも体の新陳代謝が活発で、平常時の体温が高めです。1日の中で体温の変動が大きく、さらに体温がすぐに上がります。

しかし汗をかいて体温調節する機能は未発達の為、一度体温が上がると平熱に戻りにくく、体に熱をためてしまうので、熱中症になりやすいのです。

また、乳幼児は体重に比べて体の表面積が大きく、外気温の変動の影響を受けやすいと言われている為、高温、多湿の環境にいる時には、大人以上に注意が必要です。

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●高齢者
高齢になると、脳と皮膚の表面で気温変化を感じる感覚が鈍くなっています。発汗による体温調節や、皮膚表面における放熱の働きも弱くなっている為、熱中症を発症しやすくなります。

高齢者の中にはエアコンを嫌う人が多いと言われ、高温になってもエアコンをつけずに我慢し、室内が高温になり、室内で熱中症になるケースも増えています。

また、トイレに行くのが面倒だから、という理由で水分を控え、脱水症状を起こすケースも多いです。

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熱中症予防、対策で気をつけるべき点

熱中症予防、対策の為には、水分補給はもちろん、衣類、食生活、生活環境に注意することが大切です。

・熱中症予防の為の水分補給
熱中症予防の為に水分補給をすることが大切ですが、水分なら何でもいいという訳ではありません。

汗をかくと、発汗によってナトリウム(塩分)も失われる為、熱中症予防の為の水分補給では、適度な塩分も同時に摂取できるスポーツ飲料が最適です。スポーツ飲料の他には、水、カフェインを含んでいない麦茶などもオススメです。

熱中症予防の為の水分補給を目的とするなら、カフェインを含んだコーヒーや紅茶、糖分を多く含んだ炭酸飲料などのジュースはNGです。カフェインは水分を排出する利尿の働きがある為、逆効果になってしまいます。ジュースなどの飲みすぎると、糖分の摂りすぎになってしまいます。

また、喉が渇いたと感じてから一気に飲むのではなく、少量をこまめに摂ることが大切です。

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・熱中症予防の為の服装
熱中症予防の為に服装で気をつけるべき点は、通気性がよいものを選ぶことです。体にぴったりフィットするような締めつけるデザインは避け、ゆったりとして、体を締め付けないものがベストです。

襟元は締めずに一番上のボタンをはずす、Vネックのものを選ぶなどすると、通気性がさらにアップします。男性はベルトは緩めにすると、お腹周りの熱を逃がしてくれます。女性はストッキングはきつくないものを履き、パンツスタイルよりも通気性のよいスカートがオススメです。

素材は体の熱をスムーズに放散させる機能を持つものを選ぶようにします。汗などの水分を吸収しやすい素材、吸収した水分が蒸発しやすい通気性、速乾性に優れた素材がオススメで、綿や麻が適しています。

・熱中症予防の為の食生活
暑いと食欲も低下し、栄養のバランスが乱れがちです。栄養バランスが乱れると、栄養が脳、体に十分に行き渡らなくなり、体がだるくなったり、頭がボーっとしたりします。さらに新陳代謝が悪くなって、気温の変化に対応できなくなることもあります。

その為、暑くても1日3食、規則正しく食事を摂るように心がけ、さらに糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維の六大栄養素をバランスよく摂るようにします。

特に熱中症対策の為に意識して摂りたいのがたんぱく質、ビタミン、ミネラルです。たんぱく質は血液、体のあらゆる組織の原料となり、疲労回復効果もあります。ビタミンミネラルは体調を整えてくれます。

健康的な食事1

熱中症対策の為の生活環境
室内にいても熱中症になるリスクはあります。室内が高温にならないように、窓を開けて風通しをよくし、直射日光はカーテンやすだれなどで遮るようにします。

室内が高温になりすぎた場合は、クーラーや扇風機を使って室内温度を28℃になるようにします。クーラーの風が直接体に当たると疲労を感じることがある為、クーラーの風向きを調整して下さい。扇風機を併用すると、空気が循環され、節約にもつながります。

扇風機

特に乳児や高齢者のいる家庭では、本人は気づかないことも多い為、家族が注意して、室内の温度管理などを行うようにして下さい。熱中症で死に至るケースもあります。しっかり家族がサポートしていきましょう。

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